こんにちは ブログを運営している座テント(@za_tent)です。
今回はテントの紹介です。
以前、記事にしたソロティピー1のフライシートがTCになったテントになります。
ソロティピー1の記事はこちらから
改良されている点や、おすすめなところ、気になった点などをレビューします。
この記事のポイント
- ソロティピー1TCの5つのおすすめポイント
- ソロティピー1TCの3つの気になるところ
- ソロティピー1TCのソロキャンスタイル
コスパが良い、TCワンポールテントを探しているならおススメですよ。

TCってどんな意味なんでしょうね?
目次
ソロティピー1TCの基本スペック
ソロティピー1TCの基本スペック
- 材質:フライシート・・コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%)
インナー・・ポリエステルメッシュ
インナーボトム・・680Dポリエステル加工
ポール・・アルミ合金 - 総重量:約4.8kg
- 組立サイズ:(約)240×240×150cm
- インナーサイズ:(約)220×100×135cm
- 収納サイズ:(約)44×24×24cm
- 耐水圧:フライシート約300mmくらい、インナーボトム5,000mm


ソロティピー1TCのおすすめポイント
フライシートがTC


TC素材とは、『テトロン(ポリエステル)とコットン(綿)』を合わせた素材のことです。ポリエステルとコットンの生地の性質の、良いとこどりをした素材となっています。
TC生地のメリット
- 難燃性:火の粉がで穴があきにくい
- 遮光性:生地に厚みがあるため、ポリエステル素材のテントより遮光性が高い
- 通気性:透湿性があり結露しにくい
- 保温性:コットンが外部に熱を放出しにくくします
TC生地のデメリット
- ポリエステル製に比べて、重量が重くなる
- 乾きにくく、カビが発生する
TC素材は、遮光性があり夏は涼しく、冬も保温性があるので暖かく、過ごしやすい素材と言えますね。ただし、乾きにくいので雨キャンの時は、苦労するかも。
※難燃性と言っても、燃えにくいだけで、燃えないわけではないので、焚き火・薪ストーブを近くで使用するときは十分注意が必要です。
組み立てが簡単


ソロティピー1TCは、組み立てがとっても簡単なんです。ソロティピー1TCがと言うより、ワンポールテント全般に言えますね。
フライシートを広げて、4隅をペグダウンする




左下にあるジッパーを開ける
ポールを入れてテントの中心に建てる




テント上部のベンチレーション開放
左右の辺にあるゴムリングを引っ張りながらペグダウンする。




4隅のペグの張りを、ストラップベルトを使って調整。
一応完成




風がある日・雨の日は、テントに付いているガイロープもペグダウンしています。
※4隅にペグを打つ前に、入口のジッパーを閉めてください。開けたままだと閉まらなくなります。
フルメッシュのインナーが付属


フルメッシュのインナーテントが標準装備されています。インナーテントがあることによって、睡眠中の虫除け対策は、万全になります。


- 大きさは、(約)220×100×135(高さ)cm
- 183×56cmのマットを入れてもスペースはあります
ジッパーは左右上下に開きます。インナーテント内からも、同様のジッパーが付いているので、中からも開けやすくなっています。




巻き上げができるので、前面解放も可能。




インナーテントは着脱も簡単です。 上部1ヶ所とフロア4隅についているストラップベルト、サイドのO型リング4ヶ所にフックを引っ掛ける方式。








- 取り外せば、シェルターとしての使用も可能。 広々として使えますね
- 枕元と足元に2か所のポケットがついています。
- スマホや小物を入れるの便利です。


スカートが付いている


テントのスカートとは、テントと地面をふさぐ生地の事です。隙間風を防いでくれ、冬の底冷えを抑えてくれます。


- ペグダウンできるので、風ではためくことを防げます。
- 夏には、スカートを4ヶ所で巻き上げて、通気性を良くすることもできます


フロントフラップで様々なスタイルに


フロントフラップの特徴
- 前室の拡大
- 日よけ、風よけになる
- 周囲の視線を遮り、プライベート感が増す
- 様々なスタイルに変化できる














- ソロティピー1TCは後方を、開けて巻き上げができます。
- 後方も開けば、風通しも良くなるので、夏は過ごしやすくなりますね。
- 前述のインナーテントの後方も巻き上げできます。 大開放




- インナーテントを取り外して、前後開放
ソロティピー1TCの気になるところ
雨キャンは?


ソロティピー1TCは雨キャンの時どうなんでしょう?
スペックは、フライシートの耐水圧約300mm、インナーテントボトム約5,000mmあります。
小雨程度なら問題ないかもしれません。
でも、キャンプでテントを張ってる時間って長いですよね。大雨時や、小雨でも長時間降るとなると、雨がテントに染みてくる可能性もでてきます。
それと、コットンが混じっているので、ポリエステルのテントより乾きづらいです。テントを干す時間が確保できれば良いかもしれませんが、湿ったままだとカビの発生も考えられます。
持ち運びやすさは?


重さは約4.4㎏、ソロティピー1が約2.2㎏なので2倍の重さ。収納サイズも1.5倍くらいあります。


重さも収納サイズもあるので、バックパックで行く徒歩キャンパーの方には向いていなさそうです。試しに、モンベルの大きい55Lサイズのザックに入れてみます。




入りました。
さらに、シュラフ(ネイチャーハイク)、マット(モンベル)を入れてみます。




徒歩キャンパーでも行けるかも。
今度駐車場からサイトまでの徒歩キャンパーとして試してみます。重さがあるので、長時間はきびしそう。
付属品(ペグ)について


付属のペグはアルミ製で、軽くて持ち運びしやすいのですが、キャンプ場のサイトが固いと曲がる可能性があります。ソロティピー1だけではなく、だいたいのテントに言えますが、付属されているペグより、違う物に交換すると良いですね。
ちなみに、私は軽くて頑丈なチタンペグを使用してます。Soomloom ペグ チタン製
他のテントに付いていたアルミペグ。サイトが固いと曲がってしまいます。ソロティピー1のペグは使用してませんが、同じようになるかもしれませんね。


まとめ
フライシートがTC素材のワンポールテント、ソロティピー1TCの紹介でした。
この性能で、2022年時点で20,000円台前半で購入できます。ほかのTCワンポールテントが30,000円前後なので、かなりコスパが良いテントと言えるでしょう。
オールシーズン使用できるし、初めて購入するかたにもオススメですよ。
※カラーは、カーキ・ベージュの2色展開です。
軽量キャンパー・雨キャンなら、ソロティピー1の方もおすすめです。
ソロティピー1TCのソロキャンスタイル


- 重量キャンパー向け。ザックによっては、徒歩キャンパーでも行けるかも
- オールシーズン使用できる(雨キャンは△)
- テントを初めて購入する方でもOKです
- 前室が広くできるので、タープなくてもOK
- 無骨キャンパー風にも
ソロティピー1のレビュー記事はこちらから。
軽量ワンポールテント【BUNDOK(バンドック)ソロティピー1】徹底レビュー/軽量・徒歩キャンパーにも最適テント
ソロティピー1とソロティピー1TCの比較記事はこちらから
【BUNDOK(バンドック)ソロティピー1VSソロティピー1TC】徹底比較
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ソロティピー1TCはこちらから
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軽くて頑丈なチタンペグです
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